M&Aサザビーリーグ(東京都渋谷区)は17日、リユース梱包でEC(電子商取引)配送時の脱炭素化を推進するcomvey(東京都中央区、コンベイ)に出資を行ったと発表した。
同社が展開するブランド「agete(アガット)」や「Madhappy(マッドハッピー)」では以前よりシェアバッグサービスを利用している。⼤量の段ボールゴミを捨てることに手間や無駄を感じている人が多い中、comveyが展開するシェアバッグは、CO2削減や梱包資材廃棄の課題解決事業として独自性が高く、利用者と共創しながら脱炭素に取り組むことができる持続可能なビジネスモデルとした。
comveyのシステムが導入されたECカートでは、消費者は梱包方法をダンボールなどの通常方法にするかシェアバッグにするかを選択できる。届いたシェアバッグはポストに投函するだけで返却が可能、返却確認ができたら消費者はクーポンを獲得できる。comveyへ返却されたバッグはクリーニング・修繕が施されたのち、再びEC事業者へと提供される。comveyのシェアバッグは、従来のダンボール梱包と比べ、10回の配送で85%以上のCO2排出量を削減することができ、50回から100回程度リユースすることが可能。使用限度に達した場合はパートナー企業と共にバッグ素材の95%以上を水平リサイクルし、もう一度シェアバッグの材料として活用される。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com