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明治、穀物相場高騰で牛乳など16品目値上げ

2013年7月23日 (火)

産業・一般明治は23日、牛乳などのメーカー出荷価格を10月1日から改定すると発表した。海外穀物相場の高騰などにより、輸入飼料価格が大幅に上昇し手いることを受けた措置。

輸入飼料価格の上昇によって国内生乳生産者の経営が圧迫される中、同社は10月から飲用向け生乳取引価格を昨年度対比で1キロあたり5円引き上げることで生産者団体と合意した。

円安で包装材料価格やエネルギーコストも上昇しており、同社は「これまで物流の合理化、製造コストの低減などの対策を講じ、コスト吸収に努めてきたが、今般の飲用向け生乳取引価格引き上げによるコストアップは、企業の自助努力だけでは吸収できない水準」として、対象商品の値上げに踏み切ることを決めた。

改定対象は「明治おいしい牛乳」(1000ml)ほか16品で、飲用向け生乳取引価格の引き上げ幅に相当する1-4%程度を上乗せした価格に改定する。