国内千葉県は12月27日、成田空港を核とした「成田新産業特別促進区域基本計画」に「精密機器」「航空宇宙」「健康医療」「農業」「観光」の5分野を新たに加える計画変更を行い、国から同意を得たと発表した。同計画は、成田空港を中心とした国際的な産業拠点形成を目的に、周辺9市町と連携して進められている。
同計画では、成田空港を中心に圏央道や北千葉道路などの交通・物流インフラを活用し、国際航空物流機能の強化を図る。また、同空港の航空ネットワークや物流拠点としての特徴を生かし、新たに加えられた分野の産業集積を目指す。この変更に伴い、重点促進区域として成田市内と多古町の2か所が指定され、農振除外や農地転用の特例が活用可能になることで、事業者にとっての利便性向上を目指す。
特に物流面では、成田国際空港を結節点とする交通網の整備が一層進むことが期待されている。例えば、精密機器や航空宇宙産業では空港の航空ネットワークを活用し、迅速な輸送体制を構築する計画だ。また、農業分野では成田市場や交通インフラを活用し、新鮮な農産物の流通を促進する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com