調査・データ東海電子(静岡県富士市)は6日、車載型飲酒運転防止システム「呼気吹き込み式アルコール・インターロック装置」の2024年度累計出荷実績が3300台を超えたと発表した。同装置は運転前にアルコールチェックを行い、検知されるとエンジンが始動できなくなる仕組みを採用している。
トラック業界では11年に点呼におけるアルコール検知器の使用の義務化が施行され、現在では法令上、トラック、バス、タクシーなどの運輸・交通事業者は、必ずアルコール検知器を設備として事業所に備え、点呼時の酒気帯び確認時に使用する必要がある。また、遠隔地での電話点呼でも、アルコール検知器の使用が必要で、アルコール・インターロックは特に、「自動車に設置されているアルコール検知器を使用させる」機器として明確に位置づけられている。
同社は09年から、運転前に呼気検査を行いアルコールが検知されるとエンジンがかからない飲酒運転防止システム「呼気吹き込み式アルコール・インターロック」を販売。国内で販売されているアルコール検知器は多種多様なものがあるが、「運転前に必ず呼気をチェックし記録を残し、検知したらクルマが動かない」といった強制力のある検知器は、同装置だけであるとしている。
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