トーク、ダラスに自動運転トラック拠点

国際ダイムラー・トラックAGの独立子会社で自動運転車両技術を開発するトルク（米国）は7日、ダラス・フォートワース地域のアライアンス・テキサス地区において、新たな自動運転トラック拠点のための施設賃貸契約を締結したと発表した。この拠点は、同社の自動運転テスト、顧客向け貨物輸送パイロット、そして2027年を目標とする商業化活動を支える中心地となる。

新施設は、顧客体験センター、オフィス、フリート管理および運用の専用制御センターを備える予定で、ダラスからラレドに至る主要貨物ルートであるインターステート35号線の近接性を活用する。同ルートは米国最大の経済ポートであり、1日当たり1万5000台以上のトラックが通過し、24年だけで総貿易額が3200億ドルに達している。

この新拠点は、6.8ヘクタールの敷地に、2043平方メートルのオフィススペースを有しており、ことし前半までに自動運転車両運用に求められる基準を満たすよう整備される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com