鈴与シンワートのあさレポ、白馬交通が導入

調査・データ鈴与シンワートは9日、運転前のアルコールチェックと検温を行うクラウドサービス「あさレポ」を白馬交通（長野県白馬村）が導入したと発表した。

白馬交通は観光および路線バス運行事業を展開しており、新たな運輸規則改正に対応するため、運行管理体制の効率化を目指して同サービスを採用した。

白馬交通では2024年の改正旅客自動車運送事業運輸規則に対応するため、ドライバーの点呼や健康管理を強化してきたが、既存の手法では運用負担が大きく、効率的な解決策を模索していた。そこであさレポのデモを試用し、アルコール検知や点呼記録をクラウド上で一元管理する利便性を評価して導入を決定した。

同サービスは初期費用がかからず、従量課金プランを採用することでコストの最適化が図れることも導入の決め手となった。導入後、従来手書きで行われていた点呼記録や点検記録の管理がデジタル化され、書類の保管や確認にかかる手間が大幅に削減された。また、点呼時間も短縮され、外出先からの確認も可能となったことで、運行管理者の業務効率が飛躍的に向上した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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