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ラサール、日本のコア投資「物流施設が有望」

2013年7月31日 (水)

荷主米国ラサールインベストメントマネージメントインク(イリノイ州シカゴ)と日本法人のラサール不動産投資顧問は7月31日、「2013年不動産投資戦略」の中間レポートを発表した。2月に発表した主要30か国の不動産投資を展望した「2013年不動産投資戦略」に続くもの。

このうち、アジア太平洋マーケットでは、中国、日本、韓国を中心として近代的な物流施設が不足していると指摘し、地域全体を通して物流施設セクターを推した。

2013年下半期に向けた大きなテーマとしては、日本の「構造的な変革」を挙げ、特に中央銀行による最近の利下げが不動産投資市場へ与える影響や、エクイティとデット両方の不動産への継続的な資金流入を挙げ、投資適格物件の価格が上昇すると予想した。

日本のコア投資では、郊外型商業セクターを推奨するとともに、物流施設を有望視。高リターン投資としては、「競争が激しくなりつつあるものの、近代的物流施設の開発が引き続き魅力的」としている。