サービス・商品八幡陸運(北九州市八幡西区)は3日、建設業界の不良在庫問題および物流業界の課題解決を目的とした「建材・資材シェアリングサービス」の提供を開始すると発表した。
同サービスは余剰建材の流通を促進し、物流収益の最適化を目指すもので、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献も見込んでいる。建設業界では、年間1200億円の廃棄コストおよび500億円の処分費が課題となっている。同サービスはオンラインプラットフォームを活用し、建設現場で余剰となった建材や資材を他企業に販売する仕組みを提供。出品建材の運送費を取引価格に組み込むことで、物流業者も取次業務を通じた収益を確保できる。
同サービスは登録費用や取引手数料が完全無料であるため、初期コストなしでの利用が可能だ。また、ITに不慣れなユーザー向けに出品代行や運送手配のサポートも提供する。
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