調査・データ中日本高速道路(NEXCO中日本)は1月31日、冬タイヤの装着率の向上を目的に実施した「冬用タイヤ装着率調査」の結果を公表した。東名高速道路では36%の車両が冬用タイヤを未装着で、同社は高速道路での冬用タイヤの装着を呼び掛けている。
同社では先月27日、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で、運転手からの聞き取りや駐車車両の目視などによって各休憩所で100台を対象に調査した。調査は昨年12月25日、26日に続いて2回目。
東名高速では神奈川県の中井PAと静岡の足柄SAで調査を実施。特に小型車で未装着が多く、58%にのぼった。大型車両は3%だった。
中央自動車道では石川PA(東京都)や双葉SA(神奈川県)など4か所で実施し、27%の車両が未装着だった。内訳は小型車34%、大型車14%となった。
同社は、ノーマルタイヤでの雪道走行は法令違反で、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があるとして、高速道路での冬用タイヤの装着を呼び掛けている。また、大雪時には予防的通行止めが広範囲で実施される可能性があるとし、運送事業には配送日程の調整を求めている。
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