商船三井、気候関連の財務情報開示TCFDで高評価

認証・表彰商船三井は6日、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）の国内株式運用機関が選ぶ「優れたTCFD（気候関連財務情報開示タスクフォース）開示」に、2年連続で選定され、国内2位の評価を受けたと発表した。

この評価は、GPIFが国内株式の運用を委託している運用機関に対し、最大5社の「優れたTCFD開示」企業の選定を依頼し、4機関以上から高い評価を得た企業を選出するもの。

商船三井は、2018年にTCFDの提言に賛同し、国内海運会社として初めて同フレームワークを使用した開示を開始して以来、毎年開示内容の充実を図ってきた。

運用機関からの評価コメントとして、シナリオ分析において損益変動要因を明示し、炭素税を考慮した脱炭素化投資の意義を示唆している点や、物理リスクの詳細な開示、脱炭素化の取り組みにおける具体的なフリート構成の提示などが挙げられている。

商船三井は、ステークホルダーに対し、同社グループの脱炭素取り組みへの理解を深めてもらうため、今後も積極的な情報開示を進めていくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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