環境・CSR商船三井は7日、経済産業省主催の「TCFDサミット2021」に参加し、パネリストとして田中利明・取締役専務執行役員が登壇したと発表した。
世界の先進的な取り組みを行っている産業界・金融界のリーダーが集結し、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の課題や今後の方向性を議論することを目的として、経済産業省が世界で初めて2019年に開催したもので、今回は3回目。
田中取締役は「環太平洋地域とTCFD開示」に関するパネルディスカッションに登場。TCFD開示とトランジション・ファイナンスに先進的に取り組む企業として、情報開示の動機や課題、トランジション・ファイナンスの必要性について語った。オンラインでつないだ国内外のパネリスト4名とも議論を交わした。
商船三井は今後も、TCFDの理想とする「環境と成長の好循環」の一役を産業界から担うべく、気候変動対策へのさらなる取り組みと適切な情報開示に取り組む。