スカニア、軍事用エンジンの需要が増加

▲軍事用途向けエンジン（出所：スカニア）

調査・データスカニア（スウェーデン）は5日、近年の地政学的な変化による安全保障環境の悪化を背景に、軍事用途向けエンジンの需要が急増していると発表した。同社は1990年代以降、戦車や戦闘艇、潜水艦などに合計5000台以上のエンジンを供給している。

同社が提供するエンジンは、強力かつ省エネ性能に優れ、物資輸送や軍事部隊の移動を支える輸送機能が特徴だ。特に、同社のモジュラーシステムによって構成されたエンジンは、カスタマイズが容易であり、厳しい性能基準に対応可能である。同システムの利点は、民間用の部品と共通しているため、グローバルなサービスネットワークで保守が行える点だ。これにより、運用時の信頼性と稼働率が向上し、各国の防衛能力の強化につながっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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