サービス・商品エアハルト・パートナー・ソリューションズ(EPG、東京都港区)は10日、配送計画および実行ソリューション「Greenplan(グリーンプラン)」に新たな機能を追加し、郵便および宅配業界向けのスマートなエリア設計(スマートセクタリゼーション)を実現すると発表した。新アルゴリズムは、複数ネットワーク間の効率的な荷物分割と配送ルートの最適化を支援し、データ活用による効率化を提供する。
この新機能は、配送エリアを10-50件の住所ごとにグループ化し、配送密度と作業負荷のバランスを取るように設計されている。また、ボン大学と共同開発した「ハッピーヌクレオラス」モデルを活用し、各ネットワークへのエリアグループの割り当てコストを計算する。この計算に基づき、荷物を複合配送ネットワークまたは宅配専用ネットワークに最適に割り振ることで、資源の効率的な活用を実現する。
さらに、固定ルートと動的ルートを併用することで、配送量の変動に対応しながら最適なルート設計を行う。このアプローチにより、配送エリアの境界が決定され、複合ネットワークでの配達効率が向上し、配送時間の短縮およびコスト削減が可能となる。
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