イベントドイツのサプライチェーンITソリューション企業のEPGは4月30日、ミュンヘンで開催される国際物流見本市「Transport Logistic 2025」において、スマートなルート設計、公平なコスト配分、リアルタイム交通インテリジェンスを核としたルート計画・実行ソリューション「Greenplan」を出展することを発表した。物流業界のリーダーが集結するこの場で、EPGはコスト、パフォーマンス、持続可能性の最適化に向けた新たなスタンダードを提示する構えだ。
Greenplanは、高度なアルゴリズムに基づき配送ルートを効率的に設計し、リアルタイムの交通情報を活用して動的に調整する機能を持つ。また、ボン大学と共同開発された「フェアコストアロケーション」アルゴリズムにより、財務コストおよびCO2排出量を各配送単位ごとに正確かつ公平に割り当てることができる。これにより、業務全体の透明性が高まり、より合理的な意思決定が可能になる。
さらにGreenplanは、燃料価格の上昇やEV導入の進展に対応し、「給油・充電ストップの最適化」機能も提供する。燃料単価、契約条件、航続距離、迂回コストなどを考慮し、最適な補給タイミングと地点を導出することで、無駄な時間とコストを排除し、輸送効率を向上させる。
同ソリューションは、すでに数々の表彰や国際的評価を受けており、展示会場では、実際にGreenplanを導入したSievert Logistikの成功事例も紹介されるなど、運用現場における業務効率向上やコスト削減の成果を直接確認することができる。
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