サービス・商品日立製作所(東京都千代田区、日立)は17日、日立と楽天グループの研究開発機関である楽天技術研究所(東京都世田谷区)が、大規模な組合せ最適化問題を高速かつ高精度に解く新たな手法を開発したと発表した。
物流、金融などの多くの分野において、大規模な組合せ最適化問題を効率的に解決することは、サービスの質の向上やコスト削減に繋がることから、企業の競争力を高めるために重要となっている。
同手法は日立のCMOSアニーリング技術と、楽天のグラフニューラルネットワーク(GNN)技術を組み合わせたもので、GNN技術単体の場合と比較して10万変数以上の問題に対して計算時間を最大20%短縮し、計算精度を最大35%向上させることを確認した。これにより配送計画の最適化など、多くの分野での応用が期待される。
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