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丸運3Q、荷動き堅調により予想を上方修正

2025年2月13日 (木)

財務・人事丸運は13日、2025年3月期通期連結業績予想を修正し、売上高を前回予想から7億円増の460億円、営業利益を同1億7000万円増の10億7000万円、最終利益を1億7000万円増の9億2000万円へ上方修正した。修正は今期までの状況および足元の荷動きが堅調に推移したことによるもの。

今期は売上高が2.1%増の345億6700万円、営業利益が181%増の9億6400万円、純利益が234.5%増の8億4400万円と増収増益だった。

貨物輸送部門の売上高は前年同期並みの169億7400万円、利益は同4億500万円増の4億9100万円だった。アルミ材輸送および流通加工業務の取扱減などによる減収要因があったものの、運賃・料金改定の進展による収支状況の改善および鉄道コンテナ輸送業務での取扱増などの増益要因に加え、物流拠点での大規模修繕費用の減少により減収増益となった。

エネルギー輸送部門の売上高は4.8%増の120億4400万円、利益は1億5500万円増の3億4300万円だった。石油輸送事業は、石油製品の内需減の影響により、輸送数量が2.8%減少。潤滑油・化成品事業は、自動車関連向けの配送が低調に推移したことに加え、溶剤などの需要減により4.1%減少となった。ドライバーの賃金改定や協力会社への運賃支払増があったものの、主要顧客の運賃改定による営業収益増に伴い増収増益となった。

海外物流部門は売上高が4%増の41億1100万円、利益は1300万円増の1000万円の損失だった。中国国内での日欧系自動車メーカーの販売不振により主要顧客の輸送量が減少したものの、国際事業における航空運賃の高騰や半導体需要の回復に伴う輸出量の増および運賃・料金改定などにより、増収増益になった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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