伊勢湾海運、荷動き増加により予想を上方修正

財務・人事伊勢湾海運（名古屋市港区）が8日発表した2025年3月期 第2四半期（中間期）決算で通期業績予想を、売上高が前回予想比35億円増の550億円、営業利益が同7億5000万円増の28億円、純利益が同6億円増の23億5000万円へと上方修正した。

修正の理由は、今期の取扱貨物の荷動きが想定よりも増加し、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに当初の予想を上回ったことによる。

今期は、鉄鋼原料および金属加工機の取扱量減少により売上が昨年度より落ち込んだ結果、減収となった。作業種別の内訳は船内荷役料34億9100万円（前年同期比6.8％減）、はしけ運送料2700万円（同7.5％減）、沿岸荷役料33億4000万円（同18.2％減）、倉庫料19億2700万円（同15.2％増）、海上運送料58億300万円（同9.5％減）、陸上運送料34億3500万円（同1.5％減）、附帯作業料89億3400万円（同13.6％減）、手数料6800万円（同8.1％増）だった。

今期は、売上高が前年同期比9.4%減の270億3000万円、営業利益が同28.6%減の13億4500万円、純利益が同14.4％減の12億7300万円だった。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com