財務・人事栗林商船は4日、2025年3月期通期連結業績予想を修正し、売上高は前回予想から10億円増の520億円、営業利益は8億円増の26億円、最終利益を5億円増の19億円とそれぞれ引き上げた。上方修正は海運事業において貨物の荷動きが好調に推移したことなどによるもの。
同日発表した第3四半期決算は、売上高が前年同月比9.5%増の406億7500万円、営業利益が同71.5%増の26億200万円、最終利益が46.4%増の19億3400万円だった。
主力の海運事業セグメントについて、紙製品の減少はあったものの国内の海上モーダルシフト機運が徐々に高まり、一般雑貨の他、商品車両輸送の需要も増加し増収増益。近海航路においては東南アジアからウッドペレットなどの貨物の獲得、効率配船により増収増益となった。これらの結果、セグメント売上高は前年同期比10%増の376億4500万円、セグメント営業利益は前年同期比111.2%増の22億3000万円だった。
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