コクヨ、仙台市に最新鋭自動化施設を開設へ

国内コクヨは14日、2026年10月に仙台市泉区に最新鋭の自動化物流センター「新仙台IDC」（仮称）を開設すると発表した。

新センターの開設により、オフィス通販「カウネット」を中心とするビジネスサプライ流通事業の東北、北海道エリアの物流基盤を強化する。同センターは仙台駅から車で30分の高台に位置し、災害リスクが少なく、主要商圏まで30分圏内でアクセス可能な好立地にある。

▲「（仮称）新仙台IDC」外観パース（出所：コクヨ）

最新の自動倉庫システムやAGV（無人搬送車）を活用することで、高密度保管、荷扱い生産性の向上を図る。これにより、品そろえの拡大やEC（電子商取引）プラットフォームの強化を推進し、販売店向け卸事業の拡大も目指す。

さらに、東北・北海道エリアでの物流サービスの品質向上と首都圏IDCの負荷分散を図るとともに、流通在庫の集約・統合により在庫効率の向上や流通段階の短縮化を図る。周辺環境に配慮した静穏設計や作業エリアの集約により、働きやすい職場環境と効率的なオペレーションの両立を実現し、持続可能な物流基盤の構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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