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福岡県、JA連携で青果物を大都市圏へフェリー輸送

2025年2月18日 (火)

ロジスティクス福岡県は17日、JA全農ふくれんと連携し、県産青果物を関東などの大都市圏へ共同輸送すると発表した。北九州市中央卸売市場内の「Marukita Logistics Base」(丸北物流拠点)を活用し、統一規格の11型レンタルパレットを使用することで、効率的な輸送を実現する。

この取り組みは、2024年問題に対応し、県内各地から青果物を集約した後、フェリーを活用して大都市圏へ輸送する新たな物流体制の一環として進められる。丸北物流拠点では青果物のストックポイント機能と品質管理機能を備えており、荷物を集約することで大ロット化やモーダルシフトによる輸送効率の向上が期待される。標準仕様のレンタルパレットを導入することで、積み下ろし作業の時間短縮や作業負担の軽減が可能となる。

今回の共同輸送は25日に実施され、JAふくおか八女やJA福岡大城からイチゴ「あまおう」、JA北九から大葉春菊などが出荷される。青果物は各産地の集荷場から丸北物流拠点へ運ばれた後、新門司港からフェリーで神戸港へ輸送され、翌日首都圏の青果卸売市場へ届けられる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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