
(出所:日本郵船)
M&A日本郵船は18日、洋上風力発電での作業員輸送船(CTV)運航を手掛けるスウェーデンのNorthern Offshore Group(NOG)の株式を過半数取得し、連結子会社にしたと発表した。同社は、将来予想される日本の洋上風力発電の拡大に向けて重要な運航経験を得るとしている。
NOGは20年前からCTVの運行を手掛けており、洋上風力発電の導入が進む欧州で、業界最大手の地位を占める。現在、欧州や米国の洋上風力発電サイトで60隻以上のCTVを運航している。同社とNOGは2019年に基本合意書を締結し、運航面や技術面での協力関係を築いてきた。
NOGでは、CEOのDavid Kristensson氏がそのまま経営に当たり、日本郵船グループ欧州地域代表のCarl-Johan Hagman氏が取締役会議長に就任する。子会社化によって、NOGは同社のグローバルネットワークを活用し、さらなる技術開発と成長を図るとしている。
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