
▲中東最大の食品見本市「Gulfood 2025」で日本産のナシをPRする様子(出所:ZEROCO)
フードZEROCO(ゼロコ、東京都渋谷区)は19日、鮮度保持技術「ZEROCO」を活用し、市川市農業協同組合(JAいちかわ)と協力して、日本産ナシの冬季輸出をドバイ向けに実現したと発表した。
従来、冬季の輸出が難しかった日本産ナシだが、同技術を活用することで半年間の長期保管を可能とし、高鮮度を維持したままの輸送が可能となった。
JAいちかわは、2月にドバイで開催された中東最大級の食品見本市「Gulfood 2025」に初めて出展し、日本産果物の市場拡大に貢献。同組合は2013年からドバイへナシの輸出を行っていたが、新型コロナウイルスの影響で近年は注文が減少し、冬季の輸出は特に困難な状況にあった。ZEROCO技術の導入により、24年8月に収穫したナシを半年間にわたり高品質のまま保管し、冬季輸出を実現した。
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