
(出所:ホンダ エアクラフト カンパニー)
荷主ホンダ エアクラフト カンパニー(米国)は20日、新型小型ビジネスジェット機「HondaJet Echelon」(ホンダジェット・エシュロン)の型式認定用テスト機の製造を、米国内の生産工場で開始したと発表した。
同機は、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでのアメリカ大陸横断を可能とする機体として開発が進んでいる。2026年の初飛行を目指している。現在、主翼の組み立てを開始し、専用生産ラインの整備も同時に進行中だ。2025年1月からはフライトシミュレーターを用いた飛行制御システムの検証も始まっている。
「HondaJet Echelon」は、競合のライトジェット機と比較して燃費効率が20%優れた環境性能を実現。さらに、上位クラスの中型ジェット機と比べると、燃費は40%以上の向上を見込んでいる。最大11名まで搭乗可能で、航続距離は2,625ノーティカルマイルを達成する。
Hondaは2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指し、航空分野における環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいる。
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