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ホンダ、埼玉工場の在庫管理システム刷新で効率化

2024年10月8日 (火)

拠点・施設情報通信業のエスマット(東京都品川区)は7日、販売パートナーのキヤノンマーケティングジャパン(港区)と共同し、本田技研工業(ホンダ)埼玉製作所エンジン工場に、高度な在庫管理を実現するDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューション「SmartMat Cloud」(スマートマットクラウド)を導入したと発表した。

同工場では、理論在庫を基に補充指示を出していたため、実在庫と乖離が発生し補充担当者が巡回して補充を行っていた。また、ラインサイドへの直接補充が巡回では間に合わないため中間棚を設置し、倉庫から中間棚へは補充担当者が、中間棚からラインサイドへは組み立て担当者が補充するという二重の補充体制をなっており、ラインサイドのスペース圧迫や、組立担当者が組立作業に注力できない状況が生じていた。

同システムの補充効率化機能により、中間棚を廃止して倉庫からラインサイドへの直接補充の実現を目指し、生産効率の改善を図る。

スマートマットクラウドは、現場のあらゆるモノの実在庫をIoT(モノのインターネット)で見える化し、在庫管理をかんたん自動化・工程カイゼンを進めるSaaSサービスで、従来では多大な人手を掛けていた棚卸や、人手では不可能だったリアルタイムでの実在庫把握などを実現する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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