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GLP、33%出資の合弁事業が7物流施設を売却

2013年9月3日 (火)

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は3日、同社が33.3%を出資している合弁事業が、同社のJリート市場上場投資法人「GLP投資法人」に対し、保有する国内物流施設7施設を総額275億円(2億7700万米ドル)で売却すると発表した。

売却は入札を通じて行い、10月をメドに売買を完了する計画。売却による合弁事業の正味手取り金は90億円(9100万米ドル)となる見込みで、GLPのシェアは30億円(3000万米ドル)。同社は、この収入をJリートの投資口15%を維持するために再投資するほか、中国、日本、ブラジルで物流施設開発の投資資金として活用する方針。

今回の対象7施設は、いずれもシングルテナントの長期賃貸物件で、取得当時から売却を想定していた。総延床面積は18万4000平方メートル、稼働率100%、加重平均賃貸借期間は6.4年となっている。

■今回の取引で売却対象となった物流施設の一覧

 施設名所在エリア総延床面積(m2)売却価格(100万円)売却価格(100万米ドル)売却時期GLP所有率
1GLP羽村東京43,0007,66077.12013年10月33.3%
2GLP袖ヶ浦首都圏51,0006,15061.92013年10月33.3%
3GLP桑名名古屋20,0003,65036.82013年10月33.3%
4GLP六甲2関西圏21,0003,43034.52013年10月33.3%
5GLP船橋3首都圏18,0003,05030.72013年10月33.3%
6GLP廿日市広島12,0001,98019.92013年10月33.3%
7GLP江別札幌19,0001,58015.92013年10月33.3%
合計184,00027,500276.92013年10月33.3%