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セイノーHD、ライバー支援サービス開始

2025年2月27日 (木)

行政・団体セイノーホールディングス(岐阜県大垣市)は27日、九州電力の子会社で通信事業などを手掛けるQTnet(福岡市中央区)と共同で、ライブコマース市場の拡大に向け、コマースライバーに対し仕入れから発送までトータルサポートする支援サービスを開始したと発表した。

近年、ライブ配信やSNSで「ライバー」と呼ばれる店員やインフルエンサーなどが商品を販売するライブコマースの市場は急速に拡大しており、商品メーカーからは販路拡大を目指せる新たな販売方法として注目されている。

しかし、販売を担う個人ライバーには、仕入れ先の開拓や販売する商品の確保、仕入れ価格の交渉が難しいという課題があり、商品の在庫スペースの確保や、在庫管理、発送作業の手間などに苦慮するケースも少なくない。

このため、両社はライバーが抱える課題を解決するとともに、メーカーの新たな販路拡大を支援するため、ライブコマースに特化したフルフィルメントサービスを始めることになった。

サービスではQTnetが九州の地場メーカーの製品を選定し仕入れを行う。セイノーHDが商品の保管から梱包、配送まで担い、個人ライバーが在庫を持たなくても、商品を販売できるようにする。商品は常温から冷凍・冷蔵商品まで対応し、販売データを元に梱包から発送までの業務を代行。同社の配送ネットワークで、全国各地で迅速、効率的に届ける。

また、QTnetはメーカーとライバーの橋渡しもする。

今後、両社は商品ラインナップの拡充を図るとともに、ライバー向け特典の追加、イベント開催なども計画している。セイノーHDでは、同様のサービスを他地域へも展開し、ライブコマース市場のさらなる発展を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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