フジトランスポート、地元奈良のPRトラック発進

サービス・商品フジトランスポート（奈良県奈良市）は2月28日、奈良県庁の正面玄関前広場で、奈良県トラック協会と奈良県が推進するラッピングトラックの出発式を開催した。同事業は、奈良の観光や農産物、地域産業を全国にPRする目的で実施され、今回は6年ぶりに県庁での出発式となった。

今回完成したトラックは、大型車両の左右側面と後部ドアだけでなく、東京などの高層ビルからも見えるように天井部分にもラッピングが施されている。デザインは「日本」始まりの地としての飛鳥・藤原、ならびに「四季に染まる奈良・奥大和へ」をテーマに制作された。飛鳥・藤原は世界遺産登録を目指しており、同トラックが全国を走行することで認知度向上が期待されている。奈良県の山下知事は「年間10万キロ走行する長距離トラックは、地球を2.5周する距離に相当し、大きな宣伝効果が期待できる」と述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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