ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日産、商用EVの開発が最終段階に

2013年9月9日 (月)
日産自動車が開発を進めているEVトラック

日産自動車が開発を進めているEVトラック

荷主日産自動車は8日、発売に向けて準備を進めている100%電気商用車「e-NV200」が開発の最終段階を迎えたと発表した。

e-NV200は、都市部などで威力を発揮する商用バンとして、公道で実証運行を重ねており、日産は「日産リーフ」に続くグローバル販売車種に位置づけて2014年中の発売を目指している。

走行時の二酸化炭素(CO2)排出量ゼロを実現しつつ、EV特有の加速性と静粛性を備えるほか、先進的なテレマティクスシステムや荷室の電源供給機能などを組み込む。

同社はEV技術の商用車分野への展開を加速するため、技術をトラック分野へ応用することも検討しており、小型トラック「アトラス」をベースとした電気トラック「e-NT400」として開発を進めている。

e-NT400は、欧州NEDCモードで航続可能距離140キロを実現し、60分間で容量の80%まで充電が可能な急速充電機能を内蔵する。