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日本郵船と郵船ロジ、星・宇宙産業会に初出展

2025年3月4日 (火)

ロジスティクス日本郵船と郵船ロジスティクス(東京都品川区)は3日、シンガポールで開催された「Global Space Technology Convention&Exhibition 2025(GSTCE)」に物流企業として初めて出展したと発表した。GSTCEは宇宙および衛星事業者向けの国際展示会で、2月26日と27日の開催期間中、世界45の国と地域から多くの来場者が訪れた。

両社のブースでは、「宇宙×海運・物流」をテーマに、日本郵船が進める海上ロケット打ち上げ・回収の事業構想や、郵船ロジスティクスの航空宇宙産業向け物流サービスを紹介した。日本郵船は2023年に宇宙関連事業へ参入し、赤道付近からのロケット打ち上げや、切り離されたロケットの下段部分の海上回収によるコスト削減を進めている。郵船ロジスティクスは、世界46の国と地域に展開する拠点ネットワークを活用し、航空宇宙産業向けの品質マネジメントシステム規格AS9120を取得するなど、専門的な物流サービスを提供している。

展示会では、各国の宇宙産業関係者や研究者、企業、政策立案者らがブースを訪れ、両社の取り組みに関心を示した。日本郵船は、800隻以上の船舶運航で培った技術を活かし、衛星データの活用による運航効率化と環境負荷低減を目指す。郵船ロジスティクスは、サプライチェーン全体の可視化や業務効率向上を支援するITソリューションを提供し、航空宇宙産業の物流強化に貢献する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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