メディカル三菱倉庫は4日、神戸市中央区の新港第二営業所2号倉庫において、再生医療等製品の製造業許可(包装・表示・保管区分)を取得したと発表した。これにより、海外から輸入された再生医療等製品の市場出荷判定前の製造工程における物流業務を担うことが可能となる。

(出所:三菱倉庫)
同施設は、保冷・常温・冷凍の各温度帯に対応した保管庫を備え、さらに液体窒素凍結保存タンクや超低温フリーザーといった設備を有している。これまで400以上の試験の治験薬デポとして、高度な品質管理が求められる治験薬を取り扱ってきた実績があり、そのノウハウを活かして厳格な品質管理が必要な再生医療等製品にも対応する。
三菱倉庫は、今後成長が見込まれる再生医療市場に対応するため、他の施設での同様の許可取得や対応温度帯の拡大など、物流サービスの充実を図る方針を示した。
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