三菱倉庫、米企業と再生医療の物流網を構築へ

メディカル三菱倉庫は26日、医療関連の物流ソリューションを提供している米国のCryoport（クライオポート）と、複数年にわたる戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。同社の温度管理やトレーサビリティに関する技術を導入し、日本における再生医療サプライチェーンを共同で構築する。

三菱倉庫は川崎と神戸に超低温物流サービスを提供する物流拠点を有しているが、近年は再生医療に関する製品の需要が拡大。クライオポートの超低温物流に関する技術や、世界の各地で再生医療に関する製品の流通に携わったノウハウを得て、物流基盤を強化する。

日本において信頼度の高い再生医療のサプライチェーンを構築した後は、グローバル展開も目指す。