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投資ファンドが内外トランスライン株式公開買付

2025年3月7日 (金)

M&A内外トランスラインは7日、IAPF2(東京都港区)による同社普通株式の公開買付けが開始されると発表した。IAPF2は、IAパートナーズ(同)が管理する投資ファンドの傘下にあり、2025年2月に設立された。今回の公開買付けは、内外トランスラインの非公開化を目的とし、企業価値の向上を目指すものとして実施される。内外トランスラインはこのTOB提案を受け入れ、株主に応募を推奨する。

公開買付けの対象は、内外トランスラインの自己株式を除く普通株式すべてで、買付価格は1株あたり4065円となる。買付期間は3月10日から4月21日までの30営業日で、決済開始日は4月28日を予定している。買付予定株数は最大770万6871株、下限は443万600株とされている。

本公開買付けが成立した場合、IAPF2は内外トランスラインの完全子会社化を進める方針だ。これには、株式併合や自己株式取得といった手続きを含み、最終的には同社の非公開化を実現する計画である。

IAパートナーズは、持続的な成長を支援する「ステークホルダー投資」を掲げ、長期的な視点から企業価値の向上に取り組む方針を示している。内外トランスラインとしても、今後の事業成長と株主価値の最大化に向けた施策を検討していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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