
(出所:フェデックス)
国際フェデラルエクスプレス(フェデックス、米国)は11日、アラブ首長国連邦(UAE)で物流監視・介入ソリューション「FedEx Surround」を導入すると発表した。AIを活用したリアルタイム監視システムを提供し、物流とサプライチェーンの管理強化を図る。
FedEx Surroundは、リアルタイムの可視化とAIによる予測分析を組み合わせ、輸送プロセス中の潜在的なリスクを事前に察知し、迅速な対応を可能にする。サービスは「セレクト」「プリファード」「プレミアム」の3種類を用意し、医療、航空宇宙、自動車、ハイテク産業などの分野で利用可能だ。特に、冷蔵輸送の支援やネットワーク内外での優先取り扱い、特殊な荷扱いコードによる運用能力の向上が特徴となる。また、24時間体制の専門サポートを提供し、専任チームがハブやランプ、拠点で監視を行う。
同社はこの新システムにより、即時配送や重要貨物の輸送を担う企業の競争力を向上させることを目指す。また、従来の「FedEx Delivery Manager」や「FedEx Import Tool」などのデジタルツールとも統合し、輸送の効率性とコンプライアンスの向上を図る。
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