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川崎重工と鹿島、大気中CO2でコンクリート製造

2025年3月13日 (木)

▲炭酸化養生槽へブロックを搬入する様子(出所:川崎重工業)

荷主川崎重工業と鹿島建設は12日、大気中のCO2を回収・活用してコンクリートを製造する技術の実証に成功したと発表した。

川崎重工が開発したDAC(Direct Air Capture)装置を活用し、鹿島が手がけるCO2吸収コンクリート「CO2-SUICOM」の製造が可能となった。DAC装置は、固体吸収材を用いて大気中からCO2を直接分離・回収する技術で、1日5キロ以上のCO2を99%以上の高純度で回収できる。この回収装置と、CO2を吸収・固定する炭酸化養生槽を組み合わせたシステムを構築し、プレキャストコンクリート製品工場で実証実験を実施した。

製造されたコンクリートは、日本国際博覧会の会場エントランスに敷設する舗装ブロックとして実際に利用された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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