国際米Amazonは12日、同社が輸送ネットワークで使用している電気自動車を公開した。

(出所:Amazon)
食料品や荷物を配達するAmazonプライムの電動貨物バイクは、2輪、3輪、4輪の車両がある。配達先が密集している混雑した都市での配達に最適で、配達員は主にニューヨークで電動バイクを使って配達を行っている。またヨーロッパでは45以上の都市で、60件以上のマイクロモビリティハブを開設している。
インドのような二輪車市場では電動スクーターを導入している。混雑した道路での操縦性に優れており、コスト効率が良いこと、駐車が簡単であること、大型車両に比べて都市部での移動が速いことなどがメリットとなっている。現在、インドにおける同社の配送の80%以上は電動スクーターで行われている。また同社はメーカーと協力し、四輪車に匹敵する能力を持つ三輪電気自動車も開発している。
同社とリヴィアン(アメリカ)が共同でカスタム設計した電気バンは設計、テスト、最初の導入のプロセスはわずか3年弱で完了。特別な免許が必要なく、配達員は運転する前に追加のトレーニングを受ければ利用することができる。
電気式小型・中型トラックは大型品などを輸送するための電気配送トラック。今後5年間で1000台以上のトラックをインドでの事業に導入する予定。電動大型トラックは、カリフォルニアで50台以上が同社のファーストマイルおよびミドルマイルの配送を支えている。最近では、ヨーロッパで過去最大となる200台超の電動大型トラックの注文を発表した。
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