日本郵船、エクソンモービル向けタンカーに命名

ロジスティクス日本郵船は26日、同社が50％出資するクヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ社（ノルウェー・ハウゲスン）が韓国の現代重工業で建造しているシャトルタンカーの命名式を25日に行い、「イングリッド・クヌッツェン」と命名したことを発表した。

新造シャトルタンカーは年末に用船契約を開始。用船者はスタンダード･マリン･トンスバーグ社（ノルウェー・トンスバーグ）で、契約期間は最長15年。北海海域で産出される原油のシャトル輸送に従事する。

クヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ社としては、エクソンモービルグループに対する初の新造船による長期契約となる。

シャトルタンカーは11万2000重量トン型タンカーで、「ダイナミック・ポジショニング・システム（動的定点保持システム）クラス2」と「バウローディングシステム」を搭載。波の荒い地域でも安全に荷役を行えるように配慮した。