クヌッツェンNYK、新造シャトルタンカーに命名

ロジスティクス日本郵船は18日、50％を出資するクヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ社（ノルウェー・ハウゲスン）の新造シャトルタンカーが「ラッケルクヌッツェン」と命名された、と発表した。

ラッケルクヌッツェンは竣工後、レプソル・シノペック・ブラジル社（ブラジル・リオデジャネイロ）へ用船され、最長15年間にわたってブラジル海域で産出される原油のシャトル輸送に従事する。15万2000重量トン型スエズマックスタンカーで、ダイナミック・ポジショニング・システム（動的定点保持システム）クラスIIとバウローディングシステムを搭載している。

竣工後、クヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ社傘下のシャトルタンカーの運航隻数は、発注残を含めて29隻となる。北海、ブラジル沖海洋油田からの原油輸送を中心に、海洋事業分野の業容を拡大している。