サービス・商品ハイ・ロボティクス(オランダ)は18日、中国と日本で新世代のトートロボットシステム「HaiPick Climbシステム」を発表した。同システムは、ケースハンドリングロボット技術の分野における重要な進展と位置付けられており、倉庫の自動化をよりシンプルかつ柔軟にすることを目指している。
同システムでは、ラックを登ることでターゲットのケースをピッキングできるHaiClimberを採用し、入庫、出庫、棚卸し、仕分けなどの作業をスムーズに行う。また、ラックやコンベアラインの設置精度を抑え、簡易ラックと平坦な床面だけで自動化倉庫を構築可能とする。
HaiPick Climbシステムは、アパレル、越境EC、医薬品、化粧品などの業界に向け、保管効率やスループットを向上させるソリューションを提供する。例えば、アパレル業界では、SKUの多さやセール時の需要増加に対応する高密度保管を実現し、越境ECでは、倉庫賃料の削減と業務履行精度の向上を支援する。医薬品業界では、デジタル化と迅速な在庫管理を推進し、化粧品業界では、リアルタイムのデータフィードバックにより、需要の変動に柔軟に対応する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com