ロジスティクス九州西濃運輸(福岡市博多区)は19日、バイオパーク(長崎県西海市)、JA島原雲仙、農林中央金庫と連携し、生産過程で発生する廃棄野菜の輸送支援を拡大すると発表した。これにより、年間輸送回数が3回から40回へと大幅に増加し、新たにブロッコリーの輸送も開始する。
バイオパークは動植物園「長崎バイオパーク」を運営しており、動物の飼料コスト上昇が課題となっていた。これまでJA島原雲仙管内の酒井農園で発生した廃棄人参を供給していたが、輸送回数や輸送量に制限があった。今回、九州西濃運輸の物流ネットワークを活用することで、輸送頻度を増やし、より安定的な供給が可能になる。
JA島原雲仙では、近年、人参やばれいしょ、いちご、ブロッコリーの生産量が増加する一方で、規格外品の廃棄が課題となっていた。本取り組みにより、廃棄予定の野菜が有効活用されることで、生産者の所得向上が期待される。
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