九州西濃運輸、コストコの廃棄農作物を動物園へ

ロジスティクス九州西濃運輸（福岡市博多区）は11日、福岡県久山町の会員制倉庫店「コストコ久山倉庫店」から出た廃棄農作物を、長崎県西海市の動物園「長崎バイオパーク」へ輸送し、動物の食料として有効活用する取り組みを開始したと発表した。

（出所：セイノーホールディングス）

同運輸では昨年12月から、地元農家が廃棄する予定の農作物を「長崎バイオパーク」へ輸送し、動物の食料として活用する取り組みを始めている。今回、同店も取り組みの趣旨に賛同し、これまで廃棄していた果物などを提供することになった。

輸送は2月19日から始まり、同日は店で販売できないバナナやチェリーなどを5ケース、100キロ分集荷し、翌日に長崎の動物園に輸送した。今後は毎週火、木、土曜日に集荷する予定で、同園に定期的に輸送する。

九州西濃運輸では、今回の事例をもとに取り組みを拡大し、持続可能な資源循環モデルの確立を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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