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引越ピークは来月6日まで、国交省が分散呼び掛け

2025年3月21日 (金)

行政・団体国土交通省は21日、大手引越事業者からの聞き取り調査に基いた3月10日時点での今年3月から4月の引っ越し予約状況を公表した。同省は、4月第2週以降は比較的余裕があるとして、混雑時期をできるだけ避けた分散引っ越しへの協力を求めている。

同省によると、混雑のピークは3月の22,23の両日と、29日から31日までの3日間。21日から4月6日まで混雑した状況が続く。7日以降は空きがある状態となっている。

同省は運送業者の人手不足で引っ越しができない「引っ越し難民」の問題が深刻化するなか、「引っ越し難民」の解消と運送業者の負担軽減を図るため、民間企業などに対して引っ越し時期の分散を呼び掛けるとともに、3月から4月にかけての引っ越し予約状況を公表している。

これと合わせて、経済団体を通じて民間企業に対し異動時期の分散化を検討するよう要請している。また、同省は4月の人事異動にともなう職員の赴任期間について、今年から従来の「単身者8日以内、家族帯同11日以内」とするルールを改め、いずれも「14日以内」に延長している。

同省は分散引越をした経験者や企業から「3月末の土日の引っ越しと比べて代金が安くなった」「従業員の引っ越しのコストを抑えることができた」といった声が上がっているとして、今後も広く引っ越し時期の分散を呼び掛けていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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