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大同特殊鋼、輸送費など上昇で工具鋼製品値上げ

2025年3月24日 (月)

サービス・商品大同特殊鋼(名古屋市東区)は24日、工具鋼製品についてことし4月契約分からトンあたり5-10%の値上げを実施すると発表した。対象はすべての顧客向けで、輸出品も含まれる。

同社によると、インフレの影響で労務費や輸送費の上昇が継続しており、仕入れ先でも同様のコスト増が見られるという。物流面では、輸送費の上昇が製品供給の持続性を脅かしており、価格改定によって安定供給を維持する。再生産可能な価格水準への是正を図ることで、長期的な供給体制の確保を目指す。

今後も鉄スクラップや合金鉄といった原料価格に加え、エネルギーや資材価格、労務費、輸送費、為替動向を注視しながら、必要に応じてさらなる価格見直しを行う可能性もあるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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