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米マーケン、モスクワに配送拠点を開設

2013年10月3日 (木)

メディカル【米国ノースカロライナ州】臨床サプライチェーン事業を展開する米国マーケンは2日、ロシアのモスクワに保管配送センター(専用デポ)を開設すると発表した。

モスクワのデポは、適正規範(GxP)準拠の保管施設内に設けられ、同社の国際業務研修を受けた専門スタッフが最新在庫システム「Solo」に従ってデポを運営、管理する。

Soloの運用・追跡システムは、24時間いつでも顧客がアクセスし、世界全域で供給と配送状況をモニターできる。

同社は国際的な空港や物流ルートに近く、完全操業できることを要件に調査し、候補地を選定した。モスクワの新拠点は、中国、シンガポール、アルゼンチン、メキシコ、ドイツ、米国に広がる同社のデポ・ネットワークと一体運営される。

新拠点では、多様な臨床材料を取り扱い、特に多くの医薬品会社の供給ルートで浮上する温度や時間の管理が必要な材料に配慮している。

■マーケンのゲリット・オフェンハウザー上級副社長(クリニカル・トライアル・ディストリビューション担当)のコメント
「今回のモスクワの用地活用によって、ロシアや東欧での臨床試験の必要性を訴えていたわが社の顧客を対象に、しっかりとしたビジネスチャンスが生まれる。この地域で高まるデポ・サービスの要望に応えられるよう望んでいる」