荷主カインズ(埼玉県本庄市)は28日、長野県佐久市と「災害時における防災活動協力に関する協定」を締結したと発表した。大規模災害発生時の被災者支援を目的に、物資供給や一時避難所としての店舗利用などを定めたもので、同社が全国の自治体と結ぶ防災関連協定は240件となった。
協定では、災害時に佐久市の要請に応じて、同市内の佐久平店および近隣店舗、物流拠点から、作業用品、食料、飲料水、ペット用品などを供給する。また、車中避難者に対しては佐久平店の駐車場の一部を開放し、水道水やトイレ、モバイル充電などの設備も提供する。避難者にはテレビやラジオで得た災害情報も伝える。
物流面では、同社の店舗網と物流拠点を活用し、災害対応物資を迅速に供給できる体制を整備。有事の際には、100台分の駐車場を避難用に開放し、物流と店舗機能を連動させた支援体制を構築する。
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