認証・表彰TOPPANは28日、軟包装材の製造を行う深谷工場(埼玉県深谷市)、群馬センター工場(群馬県明和町)、福崎工場(兵庫県福崎町)において、バイオマスやリサイクル原料の持続可能性を証明する国際認証「ISCC PLUS」を取得したと発表した。これにより同社は、認証された再生プラスチックを活用した環境配慮型パッケージの本格展開を進める。
ISCC PLUSは、主にEU域外を対象とした国際的な認証制度で、持続可能性に関する厳格な基準を満たした原材料の使用と流通を担保する仕組だ。同社は今回の取得により、帳簿管理で再生原料の使用量を把握するマスバランス方式に基づく製品供給が可能となり、顧客企業のバリューチェーンにおけるサステナブル対応ニーズへの対応力を高める。
同社は今後、グループのサステナブルブランド「SMARTS」のもと、物流資材を含むパッケージ製品全体の環境対応を強化する。特に輸送や保管に用いられる軟包装フィルム類(PP、PE、PA)において、再生材活用の透明性確保と供給体制の信頼性向上に努める。
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