キユーソー流通1Q、共同物流好調で増収増益

財務・人事キユーソー流通システムが28日発表した2025年度11月期第1四半期決算によると、売上高は前年同期比4.5％増の485億2700万円、営業利益は同2.7％増の12億2300万円、最終利益は6.4％増の5億9700万円と増収増益だった。

共同物流事業は、売上高が5.0％増の330億6600万円となり、営業利益は95.7％増の7億4400万円と増収増益。収益面では、適正料金施策や既存取引の拡大などにより、利益面では、運送・倉庫のコストアップなどがあったものの、増収による利益増加やコスト改善などにより、前年を上回った。

専用物流事業は、売上高が1.4％減の95億4100万円、営業利益は22.8％減の2億400万円。チェーンストアに関する取引減少などにより、売上は前年を下回った。利益面でも、チェーンストアに関する取引減少により収益の適正化が見られたものの、労務費などの費用増加により、前年を下回る結果となった。

関連事業は、売上高が11.9％増の59億1800万円、営業利益は50.4％減の2億6500万円。国内の車両・燃料販売の増加や、インドネシアの配送業務の取引拡大などにより、前年を上回った。利益面は、増収による利益増加があったものの、インドネシアにおける保管貨物の減少などにより、前年を下回った。

通期予想は売上高が前年比1.4％増の1980億円、営業利益は同0.7％増の56億円、最終利益は24.8％減の20億円と、増収減益予想とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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