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ブリヂストンがスペインでの生産縮小、労組と協議へ

2025年4月4日 (金)

荷主ブリヂストンは1日、同社のグループ会社である「ブリヂストン・イスパニア・マニュファクチャリング」が、スペイン国内にある2つの工場における生産能力縮小と、それに伴う集団解雇について、現地労働組合との協議を開始すると発表した。対象となるのはトラック・バス用ラジアルタイヤを生産するカンタブリア県のプエンテサンミゲル工場と、バスク県ビルバオのバサウリ工場。

同社によれば、近年、インフレーションや経済的不確実性の増大、規制変更が相次ぐなかで、欧州域外からの廉価輸入タイヤが市場シェアを拡大しており、業界全体で競争が激化している。このような状況下で、生産体制の最適化が不可欠との判断に至ったという。

同社は、今回の措置が従業員に与える影響を認識しつつ、労働組合との連携を強化しながら透明性のある対話を進める方針を示した。従業員への影響および社会的責任を認識し、真摯(しんし)な協議を継続するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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