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高知県、トラック物流効率化支援事業を開始

2025年4月7日 (月)

行政・団体高知県は持続可能な物流体制の維持・確保を目的とした「令和7年度高知県トラック物流効率化支援事業費補助金」の交付要綱を制定した。この補助金制度は、低燃費車両の購入費や輸送効率化システム・機器などの導入を支援するもの。

対象となるのは、2025年4月1日時点で県内に本店を有する一般貨物自動車運送事業者(霊きゅう事業のみを営む者を除く)または特定貨物自動車運送事業者と、同時点で県内に本店を有し、トラック事業者等が行う輸送において貨物を引き渡す者(発荷主)、貨物を受け取る者(着荷主)。

補助事業は大きく2種類に分けられ、燃料高騰対策事業はトラック事業者のみを対象とし、燃費向上に資する新車(エコカー、低燃費車両)の購入に対して定額補助を行う。賃上げ率3.2%以上の場合は大型トラック330万円、中型トラック165万円、小型トラック100万円の補助が受けられる。賃上げ率1.5%以上3.2%未満の場合は、大型トラック250万円、中型トラック125万円、小型トラック75万円となる。

一方、輸送効率化関連事業では、輸送効率化に資するシステムや機器の導入、荷役作業の効率化機器等の導入、共同輸配送の経費(実証含む)に対して、補助率は経費の3分の2以内、上限額300万円(下限25万円)の補助を行う。

第1次募集は4月8日から5月13日17時まで。予算額に到達しない場合は、第2次・第3次募集を実施する。交付要綱、公募要領、各種様式などは高知県のウェブサイトからダウンロード可能。問い合わせは高知県総合企画部交通運輸政策課物流担当までメールで行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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