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フレームワークス、WMS管理代行を開始

2025年4月8日 (火)

サービス・商品大和ハウスグループのフレームワークス(東京都港区)は8日、同社の倉庫管理システム(WMS)「ロジスティクスステーションiWMS G5」向けのクラウド型プラットフォームを公開するとともに、運用管理業務を一括で代行するマネージド・サービスの提供を開始したと発表した。

WMS G5はオンプレミス型(自社運用型)WMSで、2007年の販売開始以来、国内外900か所以上の物流施設に導入されている。

しかし、オンプレミス型(自社運用型)WMSはシステムをインストールするサーバーなどを自社で用意する必要があり、初期費用が掛かるだけでなく、運用管理業務を担当する情報システム部門の人員も必要で、導入を進めるうえでの支障となっていた。

このため、同社導入費用や人材確保がネックとなっている企業向けに、クラウドによるプラットフォームと運用管理業務の代行サービスを提供することにした。クラウドは日本オラクルの「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)を採用した。

顧客側にとっては、プラットフォームや運用管理サービスの導入によって、予備設備などの準備が不要になり、将来を見据えて性能やデータの保存容量に余裕を持たせる必要もなくなるため、初期費用を抑えられる。また、ハードウエアの管理や定期的なメンテナンス、障害対応、セキュリティー対策なども代行を依頼できるため、システム担当者の負担を軽減できる。

同社は「物流システムに求められる安全性や堅牢性に加え、変化への柔軟性を備えたシステムを提供してシステムの信頼性を確保するとともに、市場や顧客ニーズに迅速に対応できる運用を目指す」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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