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気候変動対応の港湾施設設計事例集、国交省が公開

2025年4月9日 (水)

行政・団体国土交通省は7日、防波堤や岸壁、護岸を対象とした「気候変動に対応した港湾の施設の設計事例集」を公表した。2024年4月に改正された「港湾の施設の技術上の基準・同解説」を踏まえたもので、平均海面水位の上昇や波高の増加といった気候変動の影響に対応した施設設計の実務を支援する。

近年、高波や高潮による災害が激甚化・頻発化しており、港湾施設でも将来の外力変化を見据えた構造設計の重要性が増している。同省は24年3月に「港湾における気候変動適応策の実装方針」を示した上で、設計基準を改正。これを受けて今回、基本施設ごとに具体的な設計事例を取りまとめ、今後の設計業務が円滑に進むよう支援体制を整えた。同事例集は、物流拠点としての港湾機能を維持しつつ、災害リスクを軽減するための参考資料となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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